使用上の注意とお手入れ方法
安心かつ末永くご愛用いただくために、使用上の注意とお手入れ方法を記しました。
畳の使用上の注意とお手入れ方法
- 普段は掃除機のみのお手入れだけで大丈夫です。畳の目に沿ってゆっくりとかけてください。
- 水拭きはお勧めできません。どんなに固く絞った雑巾でも水分でイグサが黒ずんできます。やわらかく乾いたタオルで目に沿って拭くと艶が増します。
- 新しい畳は直射日光や夏の日差しで急激に変色します。障子やカーテンで日光を防いでください。
- 新しい畳は呼吸しているので、カーペットなどの敷物はお控えください。
重要事項
畳施工後に一番問い合わせが多いのがカビの発生です。新しい畳はカビが発生しやすくなっております。
- イグサの最大の特徴である吸放湿効果が活発
- イグサ自体に栄養分が豊富
- 天然の素材、無添加、防カビ剤を使用していない
という理由からです。
古い畳にはカビの発生はほとんど見受けられません。
対策
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カビが発生する条件を回避する。
室温20度以上(28度以上は要注意)
湿度60%以上(80%以上は要注意)
- 除湿器、エアコンを上手に使って室温湿度の調整をしてください。
- 扇風機を回すだけでも部屋の下に溜まりやすい空気をかき回します。
- 換気も重要ですが、野外の湿気を取り込む恐れもあります。
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カラッとした風がある時に行ってください。
座卓の下、積まれた座布団の下、窓際、部屋の四隅など、空気の滞る場所は要注意です。
最高の対策はお部屋を使っていただくことです。特に新しいうちは意識して使うようにして下さい。
もしカビが発生したら、畳がベタベタする、変なにおいがする、粉のようなものが見えるというようなことがカビ発生のサインです。掃除機をかけた後、手の消毒用アルコールを吹きかけ、乾いたタオルで拭き上げて下さい。その後は、扇風機、エアコン、除湿器で湿度調整してください。わからなければ、遠慮なくお電話ください。